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                    コスト削減ニュース
                     “ 削減のトラ ”
                    − コスト総研 −
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      −−−−−−− Vol.46/ 2004−10・12−−−−−−−


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 コスト総研は、初期投資を伴わない完全成功報酬型コスト削減コンサルティング
 により、お客様の生産性を継続的に高め、省コストの結果としての省エネルギー
 によるCO2削減を通じて地球環境の保全・維持に貢献します(^◇^)

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                   ≪ トラの独り言 ≫

    今月号のWEDGEの特集に『サムスン、LG電子に後れを取る日の丸
    ブランドの落日』ソニー、松下・・・・デジタル家電、海外苦戦のなぜ?
    と言う特集が組まれていました。

    結論は、ニッポン・ブランドの躍進のカギは実は日本にあらず。グローバル
    な視点のマーケティングが必要だろう。「いいモノを作れば必ず売れる」と
    言う思い込みが日本企業のブランド力を劣化させていく。

    と言うものでしたが、正直非常に違和感を感じざるを得ない記事でした。

    原因は、本当の意味で“いいモノ”が出来ていないんだと思います。

    野球で例えれば、走・攻・守揃って始めて一流選手(ブランド)と言える様
    に、商品も、走=技術力、攻=開発力、守=アフターフォローが揃って
    始めて一流(ブランド)の階段を駆け上がる資格が得られます。

    私の中では、SONYはもはやブランドではなくなっています。三菱自動車
    並と言っても過言ではありません。(穏やかではありませんが・・・・。)

    会社がおかしくなる兆候は実は数年前から出ているものです。地震雲と同じ
    です。「あれが転機だったんだな・・・・。」そんなものです。

    以前も書きましたが、三菱自動車に4年以上前、最初のリコール隠しがあっ
    た時に、省エネシステムの営業に行った部下がいました。彼から、お客さん
    の指示で資料をロッカーから取ろうとして別のロッカーを開けそうになった
    時、「そこは違う。外部に出てはまずい資料が入っているかも知れないよ
    ?」と冗談半分に言われたとの報告を受け、気分が悪くなった事を思い
    出しました。

    当時、もは三菱自動車には、走力もなければ、もちろん攻撃力もなく、
    ましてや守備力たるや、選手が守っていなかった(もしくは、フライに
    対して常にお見合い)状態だったのでしょう。

    SONYも同じです。一世を風靡したVAIO。三菱自動車になってしまい
    つつあります。(優しく言っています。私の中ではもはや=です。)

    私はVAIOファンでした。周りはどんどん他社製品に代わって行っている
    にも関わらず。デザインが好きでした。

    こんなことがありました。3ヶ月前に誤って駅のホームで本体を落として
    しまい、当然ではありますが、全く機能しなくなったVAIOを大阪の
    サービスセンターに持ち込みました。

    当時は『コスト削減ニュース』も独自配信でしたので、一台IBMの中古機
    を用意し、生き残ったVAIOのハードディスクから全データを抜き出し、
    代替機にインストールし、直るまでのあいだ対応していました。

    7万円も掛けて直ったとの連絡を受けて、取りに行き、その後東京勤務
    となり新事務所でさあ使おうと思ったところ、全部新品に取り替えたキー
    ボードが複数文字分動かない。それから、ドッキングステーションと合わ
    せるとそっちが動かなくなっている。驚きました。

    怒りを押さえつつ、ドッキングステーションごと今度は東京のセンターに
    持っていくと、流石にキーボードは動くようになりましたが、ドッキング
    ステーションがおかしいと言い出して、修理を依頼。
    (ここで、本体の修理記録は入力されておらず。これも大きな不信感
     ・・・・。)

    その後、仙台でのOHPを使ってのプレゼンテーションの前日に5万円で
    ドッキングステーションが着払いで届くも、電源すら入らず。
    言葉を失いました。電源ですよ!!

    細かい事は書きませんが、センターにクレームを入れても責任者は流石に
    大企業です。土・日・祝はお休みです。

    挙句の果ては、両方持ってきてください。

    「取りに来い。ボケ。」と言うのをこらえながら受話器を持つ手の震えが止
    まりませんでした。

    SONYが有償の修理で2度とも直っていないものを出荷したこと事態が驚
    きです。キーボードの作動テストくらい私にも出来ます。電源が入るか否か
    くらいは確認できます。ひょっとしたら、猿にも・・・・。

    走力がなくなっています。攻撃力はまだ有るかもしれません。守備力は選手
    の数を減らしている気がします。

    野球の場合も、攻撃力には好不調があっても走力に不調はないと言います。
    守備力がしっかりしていれば大敗することはありません。常に戦えます。
    流れが変わるのを待つ事が出来ます。
    
    松下がそうでした。

    SONYのブランド力の低下は、走力が衰えていることに経営陣が気付いて
    いないこと。守備力たるや選手が欠けていることすら解っていないことだ
    と思います。

    今回の一連の出来事で私が納得いく対応をSONYが取れたなら、ブランド
    は回復するかもしれません。

    そうでなければ、冒頭にあったように落日を迎えます。

    企業の偏重の兆しは意外と身近にあるものです。

    知っている人は知っています。
 
    私がダイエーの変調を感じ取ったのは10年以上も前になります。
 
    決して偉そうに言っているのではありません。

    周りの人にも伝えていました。

    当たり前のサービスを当たり前に提供し続け、顧客の期待に常に応えつつ
    顧客を満足させ続けることがブランドだと思います。

    顧客の声に耳を傾け続ける事。

    そこに奇抜な戦略は必要ない気がします。

    コスト削減ビジネス=トータルコスト削減プロバイダーのブランド作りは
    これからです。

    SONY、三菱自動車、ダイエーを他山の石に、日々お客様の満足の
    結果としての笑顔の収集を続けて行きます。

    “削減”のトラも10,000部目指して、精進、精進!!

        以上、ちょっと長くなりました。

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[!] CONTENT
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 [01] 環境税なんかクソ食らえ!!排出権は売るもんです!!
 
 [02] コピー・FAX・プリンタの裏紙は止めなさい!!

 [03] あなたはその電気料金をいつまで払い続けるのですか?

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[01] 環境税なんかクソ食らえ!!排出権は売るもんです!!
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    ≪ 日経新聞 朝刊 ≫
    “ 京都議定書発効へ 秒読み温暖化対策 ”
    『 環境税、再び脚光 賛否両論、先行き不透明 』
    (10月7日 経済1面 特集の下)

    『 環境会計でコスト低減 』
    (10月10日 企業面トップ)
    
    ロシアの批准表明以降、京都議定書発効に目処が立った事から、新聞
    紙上等での環境税の導入論議が盛んになり、排出権取引市場の整備
    問題が取り上げられることが多くなりました。

    「環境税」の側面では、環境対策=コストの増加と見られます。
    「排出権取引」の側面でも、環境対策費の一部を市場を使って回収する
    域を出ません。

    つまり、今までは『環境保全』と『製造コストの低減』はなかなか両立しな
    いものと思われて来ました。

    もっと言えば、企業におけるCO2の決算でもある『環境会計』で良い決算
    をしようと思えば、そこには環境対策費と言う結構な投資を伴うと大半の
    経営者が考えていたという事です。

    それがここに来て、環境保全と製造コスト低減を両立させる新たな環境
    会計手法を採用する企業が日本でも出てきました。

    コスト増になりがちな環境対策をコスト削減につなげる試みで、これから
    メーカーを中心に設備投資の判断基準にもなりそうです。

    私に言わせれば、これこそ『攻めの環境会計』と言うもので、これから
    製造業を中心に広がって行きそうです。

    今回は、その手法の一つであり、田辺製薬が2年間で1億円の原価低減
    を目指す「マテリアルフローコスト会計」にスポットをあてます。

    『マテリアルフローコスト会計』******≪ドイツの原価計算手法≫******
    
    製品に活用されない原材料やエネルギーコストを生産の各工程ごと
    に洗い出す。

    不良品や廃棄物などの無駄を細かく把握でき、環境への負荷を算出
    しやすい。

    原材料だけでなく、人件費や減価償却費のような間接費の無駄も算出
    できる。無駄の多い工程が特定できるほか、損失を金額で把握できる為、
    環境投資の費用対効果も判断しやすくなる。

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    経済産業省の後押しもあります。

    彼らは、環境税は困りますから!!

    モデル企業としては、他に日東電工、タキロン、キャノンが試験導入して
    います。

    【 “削減”のトラの眼 】

    経済産業省が後押しをしている事は大きなポイントです。

    また、今流行の企業の社会的責任(CSR)が重要視される中、環境対策
    コストが最大のウエートを占める企業が大半で、コスト削減を両立する
    会計手法の一つであるマテリアルフローコスト会計は注目されます。

    加えて、この過程では、原材料以外の人件費等の間接費の無駄も算出
    される事も見逃せません。

    これからも、『環境保全』と『コスト低減』の両立は企業にとっての最大の
    課題の一つでありつ続けることは間違いありません。

    課題であるなら、環境を悪化させて税金で払うとか、市場から買ってきて
    罪滅ぼしに充てるとかの守りの姿勢ではなく、“環境を改善して権利を
    売ってやる”と言う積極的な姿勢でありたい。そんな気持ちが冒頭のコピー
    になりました。
   

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[02] コピー・FAX・プリンタの裏紙は止めなさい!!
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    ≪ コピー・プリンタ・FAXの裏紙使用を義務付けていませんか?  ≫

    仕事柄、お客様の所のコピー代を総額で2〜3割下げて差し上げる
    ことが多い中、よく聞く言葉があります。
    「うちは、コピー・FAX・プリンタの裏紙を使って紙代を節約してい
     るよ。」
    「そこまでやているのでお宅の出番は・・・・。」

    出番はいくらでもあるので、トータルな削減手法の詳細には触れません
    が、裏紙ってトラブルのもとになりませんか?

    私自身、裏紙の裏紙(要は以前のFAX文書)を再度間違って処理したり、
    宛名が書かれていないFAX(実は処理の終わった裏紙)を持って誰宛か
    訊ね回ったり、一番多かったのが私宛のFAXがいつまでも届かないので
    困っていたら、裏紙の宛て主の机に置かれていたり。一度や二度の経験
    ではありません。

    我が社のコンサルタントの、「机の上のFAXをお客様に送れ」との外から
    の指示に、裏紙の宛名の所に送った契約社員の責任は誰が取るので
    しょうか?(うちであった最近の話です)

    数千円の為に、お客様の信用を失ったのでは意味がありません。

    怖いのは、裏紙を使うので、ミスコピー・ミスプリントも“まあいいか”と
    ついついコピー・プリントアウト前の最終確認を怠ってしまう事です。
    気の緩みです。

    大事なこは、裏紙として使わざるを得ない紙自体を出さないことなのです。

    では、どうすれば増えていくことしか知らない、コピー・FAX・プリンタ
    に掛かるコスト(紙代を含めて)を削減できるのか?

    以下、“削減”のトラが伝授します。
    
    【 “削減”のトラの眼 】

    もうちょっと裏紙の悪口を言わせてください。

    1.わざわざホッチキスを外す手間。

    2.外す最中に怪我をしたらバンドエイドが必要。

    3.ホッチキスを外し忘れてそのまま使ってしまったら、コピー・FAX・
      プリンタが壊れる。確実に!!

    4.裏紙の保管に場所を取られる。
     (中には、カラー、モノクロ、ホッチキス付きで分別している所も、
      スペースがいくらあっても・・・・。)
    
    すっきりしたので・・・・。
    
    0.何にコストが掛かっているのかを冷静に分析する事。

    1.使わないこと。極力出力しない事。

    2.コスト構造を理解して、使い分ける事、まとめること。

    コピー・FAX・プリンタ周りのコストの中で、大きなウエートを占めるの
    は、実は紙代ではありません。

    一番はカラーコピーがあれば、そのカウンター料金(25〜50円)です。
    次は、モノクロコピーのカウンター料金(多くは5円〜)です。
    カラープリンタのトナー消費も凄いものがあります。
    モノクロのレーザプリンターだってトナーを消費(4000枚/本)します。
    トナー一本2〜3万円はざらです。カラーはこれが4本要ります。
    インクリボンも高価です。

    この辺りを考えると、1.の使わないことが大事です。

    カラーコピーやカラープリンタでの資料を社内会議用に沢山作っている
    輩を見ます。社内でカラーである必要がどれくらいあるのでしょうか?

    モノクロだって同じです。

    社内会議の資料に大きさ、枚数、色数の規定を設けてください。

    お客様向けのプレゼン資料も同じです。
    色数と枚数が多ければインパクトがあると勘違いしている輩が意外と
    多くいます。

    色の具合を見たいとのことで、無駄なカラーコピーやプリンターでの
    プリントアウトを善く見かけます。恐ろしい事です。
   
    一色だけカラーの原稿をカラーコピーしたり、プリントアウトしている
    輩がいます。本当にそこはカラーじゃなくちゃいけないのでしょうか?

    無駄な例を挙げれば限が無いので、この辺で・・・・。

    次は、2.使い分け、まとめること

    まず、クエッション(?)
 
    1.コピー・FAX兼用機(複合機)の場合、送信FAXだけでなく外部か
      ら届いたFAXにもカウンター料金が適応される?

    2.コピーのカウンター料金とレーザープリンターの1枚辺りの料金は
      カラーもモノクロもコピーの方がはるかに高い?

    3.カウンター料金は、原稿サイズで変わらない?(A4もA3も同じ)

    以上いずれも「YES」です。

    と言うことは、「小部数のコピーはプリンタのお仕事」「わざわざコピー機
    のところまで足を運ぶ手間を省け」「会議資料はA4を二枚くっつけてA3の
    状態で」と言うことになります。

    実際に、モノクロコピーのカウンター料金が5円を越えているお客様は
    モノクロレーザプリンタにすれば半分以下になります。

    スキャナーがあれば、カラーの印刷物をスキャナーに読み込み、カラー
    プリンターです。この方がカラーコピーよりははるかに安上がりです。

    我が社は、パソコンのプリンタ設定をまずモノクロのレーザプリンタに
    標準設定しています。

    そこで、よーく考えて、部数を絞り、カラーの必要性の有無を判断させて
    います。試し刷りなんてさせません。

    お客様に出す資料も、本当にこれだけボリュームが必要か議論します。

    資料がなくとも物事がどんどん決まっていく会議が理想です。時間と言う
    コストの面から見ても。

    最終的な理想型は、コピー・FAX・プリンタの複合機を入れて、FAX
    はパソコンtoFAXで紙を出さない。部数と手間に応じてプリンターと
    コピーを使い分ける。これでしょう。
    
    3つの機能を持った機械が一つになるわけですから、スペースと言う
    コストも削減されます。
    
    まだまだ、知らないが故の無駄がオフィスには潜んでいる事を認識する
    ことこそ大事です。


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[03] あなたはその電気料金をいつまで払い続けるのですか?
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    東京電力の電気料金がこの秋値下げになります。
    大家さんに電気代を払っている会社であれば、それに伴い、大家さんが
    値下げをしてくれるか注意深く見守っていて下さい。

    仕入れ単価が下がれば、売値を下げる。テナント各社に割り振りをしている
    以上は至極当然のことです。

    Vol.47ではこの辺りの電気料金単価の値下げ(当たり前の)交渉の
    実態とノウハウを特集します。

    ある意味、家賃交渉に通じるものがあります。

    乞うご期待!!  


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